概要

GroupDocs.Metadata for .NET 25.5 リリースでは、ドキュメント メタデータ管理体験を向上させる多数の新機能、改善点、バグ修正が追加されました。このリリースは、SVG ファイルのサポート強化に焦点を当てており、XMP パッケージの更新とクリーンアップが可能になります。メタデータ管理機能をアプリケーションに統合したい開発者でも、ドキュメント メタデータを効率的に管理したいユーザーでも、本リリースは皆様にとって有用です。

目次

SVG ファイルで XMP パッケージをクリーンアップする方法

このセクションでは、GroupDocs.Metadata for .NET を使用して SVG ファイルから XMP パッケージをクリーンアップする手順を示します。プライバシーポリシーへの準拠やファイルサイズ削減のために、SVG ファイルからメタデータを削除したい場合に役立ちます。

SVG ファイルで XMP パッケージをクリーンアップする手順

  1. Metadata クラスを使用して SVG ファイルを読み込みます。
  2. SVG ファイルのルート パッケージを取得します。
  3. XMP パッケージを null に設定します。
  4. 変更後の SVG ファイルを保存します。

コード例

// Clean XMP package
using (Metadata metadata = new Metadata("input.svg"))
{
    // Retrieve the root package of the SVG file
    var format = metadata.GetRootPackage<SvgRootPackage>();

    // Set the XMP package to null to clean it
    format.XmpPackage = null;

    // Save the modified SVG file
    metadata.Save();
}

SVG ファイルで XMP プロパティを更新する方法

このセクションでは、GroupDocs.Metadata for .NET を使用して SVG ファイルの XMP プロパティを更新する方法を紹介します。SVG ファイルにメタデータ プロパティを追加または変更して、ドキュメント管理を改善したい場合に便利です。たとえば、XMP Basic のラベル フィールドを編集したいときに使用できます。

SVG ファイルで XMP プロパティを更新する手順

  1. Metadata クラスを使用して SVG ファイルを読み込みます。
  2. SVG ファイルのルート パッケージを取得します。
  3. 新しい XmpPacketWrapper オブジェクトを作成します。
  4. 必要な XMP プロパティを設定します。
  5. XmpPacketWrapper をルート パッケージに割り当てます。
  6. 変更後の SVG ファイルを保存します。

コード例

// How to update XMP properties of a SVG file.
using (Metadata metadata = new Metadata("input.svg"))
{
    // Retrieve the root package of the SVG file
    var root = metadata.GetRootPackage<SvgRootPackage>();

    // Print the XmpBasic Label before updating
    Console.WriteLine("XmpBasic Label before: {0}", "");

    // Create a new XmpPacketWrapper object
    var xmpPacketWrapper = new XmpPacketWrapper();

    // Create a new XmpBasicPackage object and set the Label property
    xmpPacketWrapper.Schemes.XmpBasic = new XmpBasicPackage();
    xmpPacketWrapper.Schemes.XmpBasic.Label = "Architecture collection";

    // Assign the XmpPacketWrapper to the root package
    root.XmpPackage = xmpPacketWrapper;

    // Save the modified SVG file
    metadata.Save();
}

無料トライアルで始める

デフォルトでは、ライセンスが無い状態でライブラリはトライアル モードで動作し、基本機能や機能性を体験できます。GroupDocs Releases ページから .NET 用 GroupDocs.Metadata for Python をダウンロードできます。

さらに、このリンクから一時ライセンスを取得できます。一時ライセンスにより、制限なしでライブラリを使用し、その機能をフルに探求できます。

参考情報

詳細については、以下のリソースをご参照ください。

GroupDocs.Metadata for .NET を無料で試す

releases.groupdocs.com から無料トライアルをダウンロードでき、purchase.groupdocs.com/temporary-license/ から一時ライセンスを取得できます。一時ライセンスにより、制限なしで当ライブラリをお試しいただけます。