オーディオおよびビデオマルチメディアの保存に使用されるRIFFファイルコンテナ形式。チャンクに保存されたこのデータには、作成日、著作権情報、アーティスト、コメントなどの多くの情報を含めることができます。メタデータとRIFFINFOをプログラムで操作できます。この記事では、開発者がJavaのWAVオーディオファイルからメタデータとRIFFINFOをプログラムで抽出する方法について説明します。
この記事では、次のトピックについて簡単に説明しています。
メタデータとRIFFINFOを管理するためのJavaAPI
GroupDocs.Metadata for Javaは、さまざまなドキュメントおよび画像ファイル形式のメタデータ自動化および操作APIです。このAPIを使用して、WAVファイルからメタデータとRIFFINFOを抽出します。 APIは、オーディオWAVファイルに加えて、MP3ファイルおよびビデオからのメタデータの追加、削除、更新、および抽出をサポートしています。さらに、** MicrosoftOfficeおよびOpenOffice ファイル形式、 eBooks 、 images **、およびその他の多くのドキュメント形式もサポートしています。
ダウンロードして構成する
ダウンロードからライブラリを取得するか、MavenベースのJavaアプリケーションに次のpom.xml構成を追加して、以下の例を試してください。詳細については、APIリファレンスをご覧ください。
<repository>
<id>GroupDocsJavaAPI</id>
<name>GroupDocs Java API</name>
<url>http://repository.groupdocs.com/repo/</url>
</repository>
<dependency>
<groupId>com.groupdocs</groupId>
<artifactId>groupdocs-metadata</artifactId>
<version>21.2</version>
</dependency>
JavaでWAVファイルのメタデータを抽出する
次の手順と以下のJavaコード例は、WAVファイルのメタデータを抽出します。
- WAVオーディオファイルをロードします。
- メタデータのWavRootPackageを取得します。
- getWavPackage メソッドを使用してWavPackageを抽出します。
- これで、WAVオーディオのすべてのプロパティにアクセスできます。
// JavaでWAVファイルのメタデータを抽出する
try (Metadata metadata = new Metadata("audio.wav"))
{
WavRootPackage root = metadata.getRootPackageGeneric();
System.out.println(root.getWavPackage().getBitsPerSample()); // Bits per Sample
System.out.println(root.getWavPackage().getBlockAlign()); // Block Align
System.out.println(root.getWavPackage().getByteRate()); // Byte Rate
System.out.println(root.getWavPackage().getNumberOfChannels()); // No. of Channels
System.out.println(root.getWavPackage().getAudioFormat()); // Audio Format
System.out.println(root.getWavPackage().getSampleRate()); // Sample Rate
}
上記のコードは、提供されたwavファイルで次の出力を生成します。
Bits per Sample: 16
Block Align: 4
Byte Rate: 176400
Number of Channels: 2
Audio Format: 1
Sample Rate: 44100
JavaでWAVファイルのRIFF情報を抽出する
WAVファイルのRIFFINFOを抽出する場合は、次の手順を使用してJavaアプリケーション内で取得できます。これは、上記のメタデータを抽出した方法と似ています。
- WAVファイルをロードします。
- メタデータのWavRootPackageを取得します。
- ルートパッケージからRiffInfoPackageを抽出します。
- WAVオーディオのプロパティにアクセスできるようになりました。
次のコード例は、JavaのWAVファイルのRIFFINFOパッケージメタデータプロパティを抽出します。
// JavaでWAVファイルのRIFFINFOを抽出します
try (Metadata metadata = new Metadata("audio.wav"))
{
WavRootPackage root = metadata.getRootPackageGeneric();
System.out.println(root.getRiffInfoPackage().getArtist()); // Artist
System.out.println(root.getRiffInfoPackage().getComment()); // Comment
System.out.println(root.getRiffInfoPackage().getCopyright()); // Copyright
System.out.println(root.getRiffInfoPackage().getCreationDate()); // Creation Date
System.out.println(root.getRiffInfoPackage().getSoftware()); // Software
System.out.println(root.getRiffInfoPackage().getEngineer()); // Engineer
System.out.println(root.getRiffInfoPackage().getGenre()); // Genre
}
上記のコードの出力は次のとおりです。
Artist: GroupDocs
Comment: Sample WAV File
Copyright:
CreationDate: 2020-12-03
Software: Sound Forge
Engineer: SGEFFNER
Genre: Mystery
結論
この記事では、JavaのWAVオーディオファイルからメタデータとRIFFINFOをプログラムで抽出する方法について説明しました。とてもシンプルだと思います。これで、GroupDocs.Metadata for Javaを使用して、独自のメタデータエクストラクタJavaアプリケーションを構築できます。
APIの詳細
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